EN2+ が推進する事業① 炭関連事業

炭化物や生ごみたい肥による
有機栽培や土壌改良の実証・調査


東南アジアやブラジルでの炭化物調査・炭化装置の普及
1)現地調達できる炭材を使用した炭焼き方法の指導
東南アジアを中心として、木質バイオマスの種類とその製炭方法についての調査を行い、日本の炭化技術が適応可能かなどの評価検討を進めています。
また、簡易的な炭化方法を紹介し現地での築炉のお手伝いをしています。


タイ国の寺院において簡易炭化炉の建設


郊外で行われている炭化炉の調査


2)炭化物による土壌改良の指導
上記の炭化方法の指導と並行して、生産したバイオ炭による土壌改良について、試験栽培を含めた農業指導を進めています。


生産したバイオ炭を利用した農業の指導


3)ブラジルアマゾン地帯のテラプレタ(黒色土壌)の調査
アマゾナス大学の招へいによりアマゾン流域の黒色土壌について調査。
現地に在住する日系の農業者に対して日本の炭を利用する農業技術についてのセミナーを開催。


アマゾン川流域に点在するテラプレタの調査


炭を使用する農業の紹介


バイオマスを使用する有機たい肥の生産
メタン消化液、家畜糞尿、生ごみなどを原料とする有機たい肥の製造と評価・施用方法の検討
地域で発生する家畜糞尿や生ごみなどのバイオマスを使用して堆肥を作る技術や、製造した堆肥の性能評価方法などについての指導をおこなっている。


生ごみ有機たい肥作りの指導