EN2+ が推進する事業② バイオマス利活用

廃食油を使用するディーゼルエンジンの
稼働に関する共同事業


廃食油を使用するディーゼルエンジン発電事業の研究と普及
①廃食油混焼型ディーゼル機関用燃料供給システムの開発(NEDO委託事業)
廃食油を燃料とするディーゼル機関の運転に対して、その負荷変動に対して
最適な燃料供給ができる小型の燃料混合器とその制御システムの開発を
NEDOの委託事業として、金沢エンジニアリングシステムズと東京大学、
EN2+で共同開発。




②フィリピン・ボラカイ島での普及実証事業
金沢エンジニアリングシステムズが進めるボラカイ島でのJICA普及実証事業
において、EN2+は家庭から排出される廃食油の回収とワークショップの
開催を担当。事業の普及に参画した。


フィリピンボラカイ島での廃食油キャンドル製造


ボラカイ島に設置した廃食油発電設備 

③ブラジル・マナウス市での普及事業
現地NGOと連携しマナウス市内の小学校やレストランから廃食油を回収。
セッケンづくりを推進している。
今後は、廃食油を燃料とする発電設備を導入し、近郊の無電化村の電化事業に
発展させる計画。


マナウス市高校でのワークショップ


廃食油とBDFを燃料とする発電システムの事業化
①滋賀県東近江市あいとうエコプラザ菜の花館との連携
菜の花館が所有するBDFプラントを利用して、廃食油とBDFによるディーゼル
機関の試験運転を行い、地域の非常用電源として活用できるような仕組みを
検討している。

②日本国内自治体が所有するBDFプラントの活用推進
日本国内には家庭やレストランから廃食油を回収しているものの、
稼働をストップしているBDF設備が多くある。
EN2+では菜の花プロジェクトを推進し、これらの設備を利用して
安価な発電設備の普及を計画している。


あいとうエコプラザ菜の花館