EN2+ バイオマスリサイクル技術
廃油混焼型ディーゼル機関用燃料供給システムの開発
NEDO 平成29年度第2回
「ベンチャー企業等による新エネルギー技術革新支援事業」
廃食油などの液体廃油を特別な加工をすることなく、直接軽油と混合するだけでディーゼルエンジンが運転できる燃料供給システムです。
技術開発の概要 |
日本では、廃食油の燃料化利用としてエステル化反応を軸としたバイオディーゼル燃料への転換技術が普及してきた。しかし、反応が複雑で技術的・技術的なメリットが出にくく、利活用が進まない現状がある。 そこで、廃食油などの液体廃油に対して、必要最小限の前処理を施し、それらに少量の燃料油を加えることによって、既存のディーゼルエンジンを改造することなく安定的に稼働させる。また稼働中の情報をモニタリングし、最適な混合比を演算。燃料供給にフィードバックするシステムを開発する。 また、廃食油のみならず、様々な廃油においても、効率がよく、安定した運転の実現が可能なバイオマス燃料混合供給システムの完成を目指す。 |
事業体制(開発体制) |
●共同事業体 |
イーエヌツープラス:燃料混合・供給装置の製造 |
金沢エンジニアリング:燃料供給制御システムの製造 |
●システムの指導 |
東京大学 |